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ROE(株主資本利益率)で何がわかるのか

ROE(株主資本利益率)で何がわかるのか
ROEとは「Return on Equity」の略で「株主資本利益率」とも呼ばれています。
計算式は「当期純利益÷株主資本(自己資本)×100」でパーセンテージによって表されます。

投下した資本でどれだけの利益を生み出したかを判断する指標です。
純利益が多くなれば多くなるほどROEの指数も上がり、投資家から集めた株主資本で上手に経営ができていることになります。

ROEが高ければ高く推移しているほど高成長を遂げている企業だといえる事が出来ます。


投資家にとってのROEは、投資額に対する年利回りに相当します。

企業の事業活動は、投資された資産を効率よく回転させながら収益を上げる活動です。
投資額(株主資本)に対して1年間に稼ぎ出した利益の額の割合がROEです。

ROEが高ければ高いほど、高い成長が見込まれ、それが後々株主の利益になってくるという訳です。
利益の一部を再投資して、それが更なる利益を生むということから、安定成長している企業であれば、株式も複利の効果を享受できるという考えになります。

利益をあげるほど分母の株主資本も増加していくので、高水準のROEを持続させるのは難しいとも言われています。
高ROEを持続するためには利益の増加だけでなく、自社株買いなどで株主資本を減少させることもあります。
ROEを見る際に気をつけないといけないのは、ただ単に高ROEというのだけで判断せず、総資産の占めている資金の割合を知る必要があります。

総資産のなかの資本には自己資本と他人資本(借入金)があり、他人資本はいわゆる企業の借金ですので、自己資本と他人資本の割合のバランスを見る必要があります。


米国の場合、ROEの平均は12%とされています。
ウォーレン・バフェットが投資条件として求めているのは、ROE15%以上の企業との事です。
また、バフェットは高ROEの継続性も求めているそうです。
例えば、バフェットがコカ・コーラを購入した時のROEは、33%で、当時の過去5年間の平均ROEは、25%と基準を満たしていました。

バフェットが、ROEに継続性を求めるのは、高いROEを継続的に維持できるという事は、既存経営陣が事業から利益を出す事ができるという事に加え、内部留保した利益を効果的に再投資でき、さらなる利益を生み出している証拠だと考えているからだそうです。


米国株式を見ると、2000年代初頭のITバブル崩壊やリーマンショックの直前の高値で投資してしまい、その後大きく落ち込んでしまったとしても、株式を持ち続けていれば結局元の高値以上に株価が上昇しており、長期投資が機能していることがわかります。

グローバル株式市場では、提供した資本に対して高いROEを求める株主と、それに応えるべく絶え間ない経営努力や資本政策を行う企業のコンビネーションが、短期的なブレはあっても長期的には高いROEを実現してきました。
ROEの高い市場や銘柄に投資すれば、資本に比して高い効率で得られた企業収益は、株価上昇や株主への配当支払いといった形で、取ったリスクの対価として長期的に還元されてきました。

長期的に高ROEが持続するような市場や、高ROEを持続しかつ実現し続けてきた企業に分散投資することが、長期的に収益を獲得できるのではないでしょうか。





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